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漢検準1級

漢検を受けるために大橋の東和大学にいってきました。
試験直前に筆記用具を忘れたことに気づきパニックに陥りましたが、係りの人が鉛筆を2本貸してくれたので一安心。ちゃんと貸してくれるんですね。まあ、書いてるときに手が滑って1本前に飛んでいっちゃったんですが。通路側でなくど真ん中に落ちてしまったので言い出すこともできず。
さて、恒例の自己採点をば。過去2回の成績と比べて特に良くなったものには赤、悪くなったものには青をつけています。

  • 1番(読み)20
  • 2番(表外の読み)9点
  • 3番(熟語の読み・一字訓読)7点
  • 4番(書き換え)10点
  • 5番(誤字訂正)4
  • 6番(四字熟語 書き取り)16点
  • 7番(四字熟語 解説)10点
  • 8番(書き取り)20
  • 9番(対義語・類義語)18点
  • 10番(故事・諺 書き取り)16
  • 11番(文章題 書き取り)12点
  • 12番(文章題 読み)6点

というわけで今回の自己採点は148点です。「箆」や「羨」などの細かい字形を間違えたのが痛かったですね。反省。誤字訂正も不出来。言われてみれば明らかな間違いなのに毎回なかなか気づくことができません…。


部活の監査台帳を書かなければならない時期になったので、漢検に行く前に書店で最強の駒落ち3手詰ハンドブックの2冊を購入。予算が2000円で実際は1890円だったので成功の部類といえるでしょうか。来年度の目標は有段者育成です

いつの間にか返却期限ギリギリになっていた図書館の本を返しました。部費を使って領収書もそろえたので監査台帳も出せそうです。漢検も結果はともかく終わりました。あとは明日から始まる期末試験さえ乗り切れば…。

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熟字訓etc

漢字関係のネタたまってきたので少しずつ書いていきます。

まずは、漢字とは直截関係ないのですが、新明解を引いているときにたまたま見つけたこんな言葉。

【出歯亀】〔もと、変態性欲者池田亀太郎のあだ名〕女ぶろをのぞき見などする、変態性の男。

このような形で後世に名を残すとは…。実際には冤罪疑惑などで揉めたそうですが。
姉歯氏の名前も、偽装に絡む出来事を表す言葉として伝わるのかもしれません。あ、別に「歯」繋がりって意味じゃないです。新明解国語辞典を読むでもやっぱり紹介されていました。

次は熟字訓。ビックリするような熟字訓が幾つかあったので紹介します。

  • 莫大小
  • 破落戸
  • 濁酒
  • 雪洞

  • 愛と恋

    TBありがとうございます。そういえば、サザンの「SEA SIDE WOMAN BLUES」という曲に「愛という字は真心で恋という字は下心」なんて歌詞がありましたっけ。根拠のない字の解釈も結構おもしろいものです。

    書き順

    筆順について少し調べてみました。行書の影響を受けたために同じ部分をもつ漢字でも筆順が違うなど、現行の筆順には少し問題があるようです。参考になったのは下記サイト。

  • 筆順(書き順の強制)について漢字家族

    まあ、筆順にはこれ以上立ち入らないことにしますが、それよりも完ペキのペキがじゃなくてという漢字だということを知ってショックを受けました。やっぱり漢字そのものの勉強をしよう…。

  • 書き順

    漢和辞典の巻末にある「書き順の規則」を読んでみました。漢検は準2級から受け始めたので、書き順の問題に遭遇したことはない(そしてこれからも「問題」に出合うことはない)のですが、面白そうだったので。わかったことと未だにわからないことをメモしておきます。

    小学生の頃から、は払いが1画目なのに、は横棒が1画目なのが不思議だったのですが、これらの前後関係は左払いの長さと横棒の長さによって決まるそうです。即ち、

  • 左払いが短く横棒が長いときには払いが先
  • 左払いが長く横棒が長いときには横棒が先
    なんだとか。

    規則があるとはいえ、規則には多くの例外が存在するし、複数の書き方が認められている漢字もあります。そもそも規則の数も覚えるとなると結構大変な量で、結局のところ地道に覚えるしかないのかなという感じです。

    とかというような普段使わない漢字の書き順は、覚えなくてもいいかなとも思うのですが、凸や凹を一筆書きするのはさすがにまずいですよね。この際覚えてしまいますか。

    便利なサイトを見つけました(漢字の正しい書き順)。書き順がGIFアニメで見れるようです。

  • 屋内で憂える人のさま

    しばらく漢字の話題が増えそうなのでカテゴリを新しく作りました。過去2回は書き取りの不出来が響いて不合格だったので、今回は四字熟語や故事・諺を徹底的に反復学習する予定。

    ところで、息抜きも兼ねて?漢和辞典を引くときには字の成り立ちにも目を通すようにしています。新たな発見があって、意外と面白いものです。

    本日の表題である「屋内で憂える人のさま」というのは、「」の字の成り立ち。ウ冠の中の形が「憂」の省略形だと解れば、ウ冠がもつ「家」の意味と「憂える」という意味が組み合わされていることがわかります。(このような漢字の構成法を会意といいます。)

    実際はこれが転じた「少ない」という意味で使うことが多いのですが、必要性がよくわからない"家で憂える人"などという意味を表すために漢字が出来たなんて面白いなあと、ひとりで感心してしまいました。
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