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さよなら2005年

2005年総括。

  • 詰将棋
    入選は6作。手数は3・15・19・9・9or11(発表中なので)・7と全て20手以下になりました。今年は短編の年と決めていたのでまあこんなものでしょう。ちなみに最高評点は2.67。
    来年は院に投稿したいので長編に挑戦してみますか。九G作品集も完成に近づくといいですね。

    ※そういや詰将棋年鑑はどうなったんでしょう?

  • 指将棋
    全国高専将棋大会で何故か3位。奈良高専の皆様、部屋にお邪魔したり写真送ってもらったりとお世話になりました。来年以降もベスト8ぐらいには食い込みたいところですが、苦手な序盤をなんとかしないと…。

    24のRはどうにか2000点復活。やはり真面目に指すのが大切ですね。来年はとりあえず4段になります( ̄ー ̄)

  • 読書
    旧日記が飛んでしまったせいで後半は記録をつけていないのですが、まあ冊数でいうと100冊くらいでしょうか。

    今年は将棋関係のよい読み物(実戦集・定跡書とは別)に巡りあう事ができました。
    なかでも、羽生 21世紀の将棋名人 中原誠9四歩の謎の3冊は良書。2冊目の「名人 中原誠」は高専大会のとき仙台の書店で100円で売られていたものですが、迷わずに買ってよかったです

    普通小説で面白かったのはやはり山崎豊子氏の作品群。今年だけで4シリーズ13冊を読破しましたが、どの作品も面白かったです。あとは福井晴敏の作品群(亡国のイージス川の深さはTwelve Y.O. )とか相変わらず面白い松岡圭祐とか…。挙げるとキリがないのでこの辺でやめときます。

    今年は新書を例年より多く読みました。軽い内容のものではJポップとは何か和田の130キロ台はなぜ打ちにくいかの2冊。いわゆる「かたい」本では情報の文明学知的生活の方法デジタルを哲学するの3冊が印象に残っています。

    来年は速度にこだわらず(もともと遅いですが)、新書の率を高めたまま質の高い読書ができたらいいなと思います。最近は感想・要約を長めに書くように心掛けているんですがどうなることやら。

    そんなわけで、来年も将棋やら読書やらごちゃ混ぜの内容が展開されると思いますがよろしくお願いします。
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  • サンカンツを食らう

    連槓開花っていうそうですが…。勘弁してください。まあ、裏ドラと表ドラが逆じゃなくてよかった。(ぇ

    2005_12_30_1.png

    2005_12_30_2.png

    2005_12_30_3.png

    知的生活の方法

    知的生活の方法
    渡部 昇一
    知的生活の方法


    重要だと思ったことは次の2点。
  • 知的生活は自分のためにあるものだ
  • 本は繰り返し読むことが大切だ

    知的正直という言葉がある。知的正直というのは簡単に言えば、わからないのにわかったふりをしない、ということにつきるのである。


    著者はまず、理解度は自分にしかわからないものだから、「わかったふりをしてはいけない」、言い換えると「自分に正直であるべき」だと主張しています。

    また、「子供に対して大人向けの傑作を薦める姿勢が(成人の)日本人の読書生活を乏しいものにしている」と批判しています。それは前述の理由から、少なからず"異常で病的"な要素を持っている大人向けの小説は子供には「わからない」もので、わからないものを無理に「わかったふり」をして過ごしていると、いざ適齢になったときにその面白さを理解することができなくなる、という意味です。

    (外国人に対して日本人は)ほんとうに自分に響くところがあっての勉強でなく、有利な社会コースに乗るための、目先の手段としての勉強という要因が多いのではないだろうか。
    (括弧は筆者補足)


    という推察は当たっていると言わざるを得ないでしょう。

    次に、「繰り返し読むことの重要性」。著者が実体験に基づいて主張する精読の効用は次のようなものです。

    注意が内容の細かい所、おもしろい叙述の仕方にだんだん及んでゆくということになるであろう。これはおそらく読書の質を高めるための必須の条件と言ってもよいと思う。



    これは一回読んで「わかったふり」をしている自分には耳の痛い言葉。さらに著者は、「ある分野の本を大量に読んで要るものだけ手許に残していったら、最後に残ったのは世間的評価のもっとも高いものだった」という体験を紹介していますが、これは精読には「淘汰・洗練」の作用があることを示していると思います。

    全6章のうち前半の2章で印象に残ったことをまとめてみました。すでに全体を読み終えているのですが、物書きにとって蔵書がいかに重要であるか?とか、カントの知的生活の様子…というようなことにはあまり興味がわかなくて、軽く読み流しました。「繰り返し読む」ということを実行に移して、また別の機会にまとめたいと思います。
  • 村山聖

    大掃除が夕方まで長引いてしまい、棋譜並べをする暇がありませんでした。引出しの中身を全部出すと、中学生のときの図書館の貸し出し履歴や麻雀の記録が出てきてびっくり。後者はマイナス200台だったので即捨てました。あと、漫画と文庫を中心に50冊程ブックオフに売ることに決めました。明日取りに来るそうです。
    さて、「村山聖名局譜」。村山聖については今更説明は不要と思いますが、29歳の若さで夭逝した天才棋士です。その軌跡を綴った聖の青春は名著。

    棋譜自体は知っているものが多くて解説を中心に読むことになったのですが、これが実に面白い。羽生・先崎両氏の軽妙なトークと超スピードで展開される検討は読んでいて飽きません。

    図は△66歩まで(107頁第7図)


    例えば、上図を見ての先崎氏のコメント。(▲村山△谷川。数手前に▲44歩と飛を取った)

    先崎 取るのは考えられないでしょう。考えられないよね、これ。二重止まり(4四歩と6六歩)は耐えられないもの。△9六歩は相当難しそうなんだけど。これ微妙なんだよな。
    (△は本来は駒形の記号)


    この考え方には「プロらしいな」と感心しました。やはり駒の働きを重要視しているんですね。実戦も馬を働かせる▲43歩成と進行しています。

    有名な対羽生の△75飛や死闘と呼ぶに相応しい丸山戦など、有名な棋譜はしっかりと収められており、「村山の実力や如何に?」とお思いの方にはぴったりの一冊だと思います。

    村山聖名局譜
    羽生 善治 先崎 学
    村山聖名局譜

    Amazon

    潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
    横田 増生
    4795843422

    「潜入」というタイトルはちょっと大袈裟で、要は倉庫のアルバイト体験記です。商品の大きさがばらばらなことなどから、ワンクリックで注文できることが売りのインターネット書店もこの段階だけは機械化できず人手に頼らざるを得ません。

    オールドエコノミーとニューエコノミーという言葉があります。おおざっぱにいうと前者は労働力を囲い込んで長期的戦力としてゆく方針。それに対して後者は正社員を少数の有能な人材だけに留め、代用可能な労働力はいつでも切り捨てられる派遣社員を使う方針です。

    時給900円で厳しいノルマを課し、コンピューターでアルバイトの作業状況を監視し、成績が悪ければ容赦なく切り捨てる…。アマゾンは後者の方針で成功を収めている典型的な例だといえます。

    権利を掌握できる人間なんて一握りなわけで、道を踏み外すとなんの創意性もない単調な作業に生涯従事することになるのかなあと思うと鬱になってしまいます。

    話は逸れましたが、本書はAmazonの歴史を知る上では大変役に立ちます。Amazonのような大企業も貯金を崩して両親に借金をするところから始まるのですね。

    随分前に読んだので内容をあまり覚えてないですが、本書の随所に登場するこちらの本もおすすめ。

    だれが「本」を殺すのか〈上〉
    佐野 真一
    410131635X


    次回はたまには将棋の本をということで、村山聖名局譜を。実はもう棋譜自体は並べ終わっているのですが、変化をもうちょっと並べたいのと、関連する本も紹介したいのでその辺を調べて明日書こうと思います。

    情報の文明学(3)

    読了。著者の慧眼に感服しました。面白い本なので何回か読み直したいですね。とりあえず例の如く簡単にまとめてみます。

  • 情報の価値
    情報はモノでないゆえにその価値がわかりづらいという記述が前半にありましたが、ここで著者は情報の価値を定める要因として「独占」というキーワードを挙げています。

    情報の「非公開」は情報の「公開」と表裏一体の関係にあります。有益な情報は、それを非公開にすることで公開の際にその価値に見合った利益が得られるというわけです。しかし、無秩序の社会において情報の流れを管理することは容易なことではなく、このことから、情報化社会において、特許法や著作権法が確立していることは必須事項だといえます。このことについて著者は次のように述べています。

    情報化、あるいは情報社会というものは、この情報の公開性と独占とに対する権力の介入が、正常におこなわれないかぎり成立しない。


    さらに著者は、この役割を担うものこそが国家であると巨視的に述べています。

  • 学問という「情報」の価値
    農業の時代において、学問はさほど重要視されていませんでした。それにも関わらず、多くの人が大学で学業を修めたことは工業の時代の到来を助長しました。過剰教育に思えたこの現象は、社会形態の進化のために必要なものだったのです。そして、このことは工業の時代においてもいえるのではないかと著者はいいます。

    現代の工業自体が、前時代における過剰教育の成果なのである。農業については不必要であった知識、学問が、つぎの工業の時代をひらいたのである。そして、工業の時代において、一見不必要とおもわれる高度の教育が、つぎの時代をひらこうとしているのである。



    現状維持のための教育ではなく、次の段階へ進むための教育。この段落の記述はなにやら箴言的な響きを持っているように感じます。

    次はアマゾン・ドット・コムの光と影を読んでみようと思います。読む本の順序決定は適当で前後に関連性はまったくないので悪しからず。

    潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影―躍進するIT企業・階層化する労働現場
    横田 増生
    4795843422

  • 情報の文明学(2)

    3分の2読了。Ⅱは前半部分の論文の補足や論文と直接関係のない文章が掲載されていて戸惑いながら読んでいます。

  • 情報産業論再説

    情報産業はやはりコンピューター産業ではありません。



    著者は、「情報産業」という言葉をコンピューターの分野のみに適応することに反対しています。コンピューターは情報産業の中核を成すものではあるが、だからといってコンピューター産業=情報産業ではないというわけです。
    前半部分を読んで、「情報産業というのは要するにコンピューター産業なんだな」と誤った認識をしていたので助かりました。

    また、「物事の充足は情報産業を産む」といいます。たとえば車は、初期でこそ移動手段としてのみ存在していましたが、技術が行き渡った状態ではこれにデザインなどの外的「情報」が関わってきます。このことは中胚葉産業の時代の終焉と外胚葉産業の時代とを繋ぐ重要なファクターだといえるでしょう。
  • 情報の文明学(1)

    情報の文明学
    梅棹 忠夫
    情報の文明学小説ではなく論文なので要約につとめました。しかし個人的に感心したところを抜き出しただけのような気も。要約は難しい…。
    まだ3分の1程しか読んでませんがなかなか面白いです。


  • 放送人とは?
    放送人とは戦後急速に増加した職業集団であり、物質ではない「情報」というモノを売っているところに特徴があります。
    「物質ではない情報を売っているがゆえに効果が直截に検証できない」という事実は、学校の先生(教育者)などと共通しています。「効果が検証できないからといってその役割を無くしてしまうことはできない」という事実もまた然り。
    これらの事実を踏まえた上で著者は、放送人の社会的存立をささえているのは教育内容の文化性に対する確信であると述べています。

  • 情報産業とは?
    著者は冒頭で「情報」という言葉を次のように拡張します。

    しかし、情報ということばを、もっとひろく解釈して、人間と人間とのあいだで伝達されるいっさいの記号の系列を意味するものとすれば、そのような情報のさまざまの形態のものを「売る」商売は、新聞、ラジオ、テレビなどという代表的マスコミのほかに、いくらでも存在するのである。


    この定義によれば人間は古来より教育や宗教において、組織的に情報を売って「産業」を展開していたことになります。

    これは身近な放送や新聞にも言えることで、これらは時間や紙という物理量を情報で満たすことによって産業たりうるわけです。

    著者はこの「情報産業」を、『実質的な物質を売買することを「実業」というならば、情報産業は「虚業」とでもいうべきものだ』というアナロジーを持ち出して説明しています。

  • 産業史の3段階
    著者は、産業史を3つの時期に分類し、生物学的意味になぞらえて次のように命名しています。

    内胚葉産業の時代…(消化器を中心とする)農業の時代
    中胚葉産業の時代…(筋肉を中心とする)工業の時代
    外胚葉産業の時代…(脳神経系を中心とする)情報産業の時代

    この論文が書かれたのは1962年ですが、現在(1962年)が第二段階真っ只中だと確認した上で、著者は
    「既に一部には第三段階の精神産業の時代のきざしがみえつつある」(P52)
    「精神的清算を中心とする外胚葉産業へという過程は、生命ある存在としての人間の自己表現の必然的過程である」(P69~70)
    と、情報産業の時代=IT社会の到来を予言しています。この先見性こそが、この論文がいまなお評価されている最大の要因なのでしょう。

  • 「情報」と「コミュニケーション」
    常に送り手と受け手が存在するコミュニケーションと異なり、情報には送り手がいるとは限らず、また、発信された情報が必ず受け取られるわけでもありません。むしろ、「受信されることもなく解読されることもない情報はいくらでも存在する」(P76)のです。

    この部分では、情報は「受け手の主体的な意志によって立ち現れるもの」であり、言語や文字だけでなく感覚によるものをも情報として扱うということが強調されています。
  • ジュンク堂へ

    とりあえず、バッテリー4(あさのあつこ、角川文庫)とショートショートの広場17(阿刀田高、講談社文庫)を迷わず購入。シリーズものには弱いんです。

    購入予定だった知的生産の技術(梅棹忠夫、 岩波新書)は目録で確認したものの何故か置いてなかったので、代わりに同著者の情報の文明学(梅棹忠夫、中公文庫)を買ってきました。こっちのほうが工学系らしくていいかな。

    将棋関係の本は、二枚落ち裏定跡コンピュータ将棋の進歩5が面白そうでしたが、買いたいものがあまりにも多かったので今回は見送りました。裸玉の章は力作ですね。

    他に買ったのは知的生活の方法(渡部昇一 、講談社現代新書)などなど。ぼちぼち感想を書いていきます。

    明日は図書館に行ってブルーバックスを借りる予定。

    幻の名作

    赤羽守氏作(詰パラ1987-06 短編競作展)

    短編詳解1で補足説明しようと思っていたのに忘れていた赤羽守氏の作品。「難しすぎる。角が汚れた」などの絶賛評がよせられ、小林氏作をも凌ぐ2.92(誤・無は載っていないのでABC評だけの集計)という凄まじい点数が出ていたのですが、残念ながら本作は不詰だったのです

    ▲73角△45玉▲52角成△95桂▲37桂△36玉▲25馬まで7手詰

    2手目△同金は▲63角成…▲73馬で同手数駒余り。初手に91に角を打つと△82合とされ、以下先程と同様に追っても金が取れないために詰みません。つまり、初手の▲73角は金を質駒にするための限定打なのです。収束も、桂と2枚の角で捕まえるおそらく当時としては新型の収束形で申し分ありません。

    しかし、4手目△55歩合という意地の悪い?応手がありました。△55歩合とされるとどうしても詰みません。

    この不詰は95の飛を竜にかえても依然として生ずるかなり致命的な筋で、95の飛を竜にかえ、更に47を塞がないと解決しません。47を塞ぐと狙いの収束が味気ないものになってしまうため、修正は困難と思われます。

    以上、補足説明でした

    女系家族読了

    莫大な遺産をめぐって、家族という名の"閉鎖的"組織社会で繰り広げられる丁丁発止の議論、裏での虚虚実実の駆け引き。最後に笑ったのは…?

    この作品は山崎豊子氏が、あの"財前教授"が登場する「白い巨塔」を手掛ける前の作品で、大阪船場生まれの作者が地元をテーマに手掛けた作品です。以降の作品に見られるようなスケールの大きさはありませんが、作品を書くにあたっての徹底した調査・人物の描写・展開の妙などどれをとっても素晴らしいもので、一気に読んでしまうあたりやはり山崎作品だなとつくづく思います。

    前回「華麗なる一族」を読んだときにうっかり背表紙を見てストーリーがわかってしまったので今回は用心していたのですが、読了後見てみるとやはり大きなネタバレが。背表紙に梗概を書いてあること自体はありがたいのですが、誰が死ぬだの、胎児がどうのこうのといった重要なことはばらさないで欲しいものです。

    結局、3姉妹・妾・番頭らのなかで一番得をしたのは誰だったのか…?それは読んでみてのお楽しみ。
    4101104328女系家族〈下〉
    山崎 豊子

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    おすすめ平均

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    ついでと言ってはなんですが、山崎作品は随分読んだので簡単な紹介と共にまとめておきます。

  • 沈まぬ太陽(全5巻)
    御巣鷹山事故を徹底的に取材し、航空会社の内実を抉るノンフィクションノベル
  • 白い巨塔(全5巻)
    医学界に渦巻く欲望を描いた大作。TVドラマでも有名ですね。
  • 華麗なる一族(全3巻)
    「大が小を食う」合併を目論む銀行頭取と一族が織り成すドラマ。
  • 不毛地帯(全4巻)
    社長直々の命で商社入りした、冷静沈着・頭脳明晰な元陸軍参謀の活躍。
  • 二つの祖国(全3巻)
    戦時下において複雑な状況に陥った在米日系人と、戦後の東京裁判をめぐって。
  • 大地の子(全4巻)
    日本人戦争孤児の、虐げられた青年期と父親との奇跡の再開、そして感動のラストシーン。
  • 冬休み

    ようやく2005年の授業が終わりました。明日から冬休みです

    おおざっぱな冬休みの読書計画を立てました。
  • 図書館でブルーバックスを読み漁る
  • 天皇と東大あたりの超長編に挑戦する
  • 知的生産の技術(梅棹忠夫、岩波新書)を読む

    1項目のブルーバックスを読むというのは、最近面白そうな小説ばかり読んでいて自己の学術的な深化が感じられないから。

    2項目の超長編については、たまたま書店で見かけた「天皇と東大」を例として挙げただけで、具体的なことは全く決めていません。ただ、時間があるので長い話をゆっくり読んでみたいなあと。おすすめの本があったら是非教えてください。

    3項目は「知的生産の技術を読む」と3項の中でもっとも具体的。なにかで紹介されていたのがきっかけで興味を持ちました。新書ももっと読まないとなあ。

    九G課題作もそろそろ素材くらい作っておきたいところ。入玉形手筋モノで玉方不成3種でも作ろうかな。もしくは打歩絡み。
  • フリー麻雀

    …といっても雀荘ではなくゲームの話。

    マッタリプログラミング日誌というブログでフリーの麻雀ゲームが配布されていて、試しにやってみたのですがかなり強いです。超ラン雀士の作者がやっても勝ち越せなかったとか。

    手作りの無駄のなさは言うまでもなく、染め仕掛けすれば絞られるわじっと親マン張ってるわでヒヤヒヤ。○I麻雀よりは断然強いです。でも体感的にR換算すると1800台止まりじゃないかなあ。

    まあ下ラン雀士が言ってもしょうがないけど。最近は1700点後半をウロウロしてます

    Sleipnir PowerTips

    Sleipnir PowerTips
    T2 Project
    4861670101

    Sleipnirの機能を紹介したもの。買うほどの本じゃないけど、便利。検索語句にハイライトを適用させることができたのが一番の収穫ですかね(スクリプトの使い方もわかったけど、思ったほど便利なものがなかった)。
    さっきIEを久しぶりに起動してみたのですが、Sleipnirにはある「上の階層に移動する」ボタンがなかったりして不便で不便で仕方ありませんでした。慣れって恐ろしい。

    女系家族

    女系家族〈上〉
    山崎 豊子
    410110431X

    作品名の読み方が「じょけいかぞく」「にょけいかぞく」のどちらなのか悩ましいですが、後者が正しいようです。でも、Wikipediaの「女系天皇」の読み方は「じょけいてんのう」なので、他方は間違いなのかというとそうでもないようで。

    本作のテーマは遺産争い。特殊な環境で育った女3人姉妹は対抗心が強く、姉妹といえども遺産を巡って激しい攻防を繰り広げます。それだけでも大変なのに、遺書で妾の存在が明らかになるわ、しかもその妾が身ごもっているわでもう大変。

    さらに、資金繰りを全面的に任されている番頭の宇市も油断ならない人物。遺産を少なく見積もるなど、虎視眈々と利益を貪ろうとしています。

    下巻では本格的な戦いがスタートして誰が一番得をするのか?ということが焦点になりそうです。

    近代将棋図式精選

    諸事情あって、久しぶりに本棚から「近代将棋図式精選」を出しました。塚田賞作品の歴史が一目でわかる素晴らしい本で、不思議なことに?中編のジャンルは遠打や打歩にやや偏っています。知らない作品ばかりなので、今度ゆっくり並べてみよう。

    #実は打歩作品を並べようとしているのは、今度の九Gの課題(3種以上不成)に向けての準備だったり。このままじゃ作品ができそうにないです

    もう少しで冬休み

    いろいろあって2日振りの更新です。いろんな人に迷惑かけまくりで凹んでます

    ところで、将棋パイナップルの「Chun詰将棋の杜」スレッドがまた伸び始めてるんですが、これは大学院担当の交代に反応したものなんでしょうか?でこさん、期待してますよ

    ジェラード

    サッカー凄かったですね、特に2点目。ある程度フリーの位置にクロスが来たので、ノートラップで決めればそれだけで上出来、左隅に強烈なボレーを叩き込めればなお良しかなという局面でしたが、まさかアウト気味に振りぬいて右隅に決めるとは…。ひさびさに感動しました

    屋内で憂える人のさま

    しばらく漢字の話題が増えそうなのでカテゴリを新しく作りました。過去2回は書き取りの不出来が響いて不合格だったので、今回は四字熟語や故事・諺を徹底的に反復学習する予定。

    ところで、息抜きも兼ねて?漢和辞典を引くときには字の成り立ちにも目を通すようにしています。新たな発見があって、意外と面白いものです。

    本日の表題である「屋内で憂える人のさま」というのは、「」の字の成り立ち。ウ冠の中の形が「憂」の省略形だと解れば、ウ冠がもつ「家」の意味と「憂える」という意味が組み合わされていることがわかります。(このような漢字の構成法を会意といいます。)

    実際はこれが転じた「少ない」という意味で使うことが多いのですが、必要性がよくわからない"家で憂える人"などという意味を表すために漢字が出来たなんて面白いなあと、ひとりで感心してしまいました。

    連日の雪

    今日のアクセス数は86/130。短編詳解を更新した効果ですかね。サイトの短編詳解にも追加しておきました。
    漢検の勉強を開始しました。いま勉強に使っている本は準1級漢字検定 問題と解説〈2006年度版〉。この本の問題は、これまでに使った2冊に比べてかなり難しいです。

    でも、四字熟語を完成させる問題で【剛毅○○】なんてのは答えが複数あるから問題として不適(もしくは解答を複数にすべき)だとも思ったりして。

    こういう所まで神経の行き届いた問題集だとすごく使いやすいんですけどね…。わがままかも。

    ところで、「受賞」と「受章」の違いがようやくわかったのでめも。
  • 受賞…賞をもらうこと。「ノーベル賞を―する」
  • 受章…勲章などをもらうこと。「文化勲章を―する」
  • 短編詳解第3回

    詰パラ1998-9 原田清実氏作第3回です。当初、この作品(詰パラ1998-9 原田清実氏作)にしようと思ったのですが、駒数は増えるものの同手数で(同一の桂馬が)もう1回動く作品があったのを思い出したので変更することにしました。
    「7手で3回も動かせることができるのか?」という方は、下図を見る前に自分で作図に挑戦してみると面白いかと思います。
    ※この作品も、桂移動の意味付けが明快で無駄のない好作です。作意手順は最後に。


    詰パラ1990-12 小林敏樹氏作さて、そういうわけで、今回はこの作品を紹介します。発表場所が短編競作展となっているこの作品、当時のパラを持っていないので結果がわからないのですが、首位争いをしたのは間違いないでしょう。
    既に桂の「連続移動」というテーマをばらしてしまったので解説の仕方に迷っているのですが、「解図」せずとも「鑑賞」するだけで楽しめる作品だと思うので、変化などを確認しながら作意を追ってみたいと思います。


    図は▲49馬まで作意に入る前に紛れの確認を。試しに初手▲49馬(図)としてみましょう。△37合は▲同歩で無効なので、玉方は△36玉の一手。この局面をみると、25と45の2つの逃げ道があることがわかります。そして、詰方はこの両方に逃げられないように迫ることはできません。(▲16飛成のような手では△45玉)
    「49に引いて▲37歩と空き王手して下さい」と云わんばかりの▲39香配置から、▲49馬は有力だと見当がつきますが、どうもその前に事前工作が必要のようです。


    図は▲45角までということで、退路を塞ぐ▲45角(図)が正解となります。慣れてくるとすぐに思い浮かぶ手ではありますが、そうでない人にとっては鮮烈な一手かもしれません。
    さて、ここでの応手は重要。どう応じても前述の▲49馬~▲37歩迄5手で詰んでしまうように見えますが…。


    図は▲49馬まで本当は、4手目がわからなければ2手目△同桂は指せないのですが、解説の都合で、とりあえず△同桂と指したものとします左図は△同桂に対して▲49馬と引いたところ。
    これに対し、△37合・△57打合は前述の通り▲37歩迄。また、初手▲49馬の紛れで詰まなかった△36玉は、45が塞がった効果で▲16飛成にて詰みとなります。
    ではどう応じても5手詰なのか?というと、そうではありません。ここで驚愕の一手が飛び出します。


    図は△57桂生まで塞がった穴を玉方自ら空けながら、▲49馬に利きを作る△57桂生(図)という応手がありました。調子にのってこれを▲同竜と取ると、36に逃げられて今度こそ詰まなくなってしまいます。
    この57に跳んだ桂馬、一見、49に利くようになったものの動けないように見えます。ところが、なんと▲37歩と空き王手した瞬間に飛車の利きが止まって動けるようになるのです。


    図は△49桂成まで図は△49桂成と、桂が3回跳んだところ。
    もし「▲39香-▲38歩」の2枚が▲37歩とするためだけの配置なら、形が重い印象を受けてしまうところですが、本当の狙いはもう一回空き王手をすることでした。だからこそ、▲39香配置が必要だったのです。


    図は▲36歩までということで、作意は▲45角△同桂▲49馬△57桂生▲37歩△49桂成▲36歩(図)まで7手詰でした。

    4手目の△57桂打合を防ぐために桂4枚配置が絶対で駒数がどうしても増えてしまう上に、無機質な手順になりがちなとても難しいテーマだと思うのですが、玉方桂の3段跳びと、それに対応するような攻方歩の連続突きが印象に残る傑作でした。貧乏図式なのも、飛び道具の存在が際立つようでよいと思います。

    原田氏作の解答…▲66角△57桂生▲43飛△38玉▲49飛成△同桂成▲65角まで7手詰
    2手目は△57桂打合も考えられますが、これでは最終手▲65角で桂馬が余ってしまいます。つまり、この作品の桂跳ねの意味は「取られる駒をあらかじめ逃げておくこと」なのです。小林氏作と比較してみると面白いですね。なお、初手の▲66角は飛車の横利きを止める限定打。(例えば初手▲75角だと、最終手▲65角に△56合で不詰。

    桂馬という駒はおもしろいですね。ではまた次回。



    眼鏡をかえた

    度が合わなくなってしまったのでレンズをかえました。眼鏡をつけるのは家の中だけなので、安いレンズにすることに。かなり度の強いものにしたので慣れるまでに少し時間がかかりそうです。
    女系家族(上)(下)(山崎豊子、新潮文庫)を買ってきました。これで山崎豊子の長編(2巻以上にまたがるもの)は制覇したことになる…のかな。

    続桂3段跳ね

    詰将棋メモで教えていただきました。


    これは、小林敏樹さんの作品。詰パラ1990年12月、短編競作展
    9 8 7 6 5 4 3 2 1
    +---------------------------+
    | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
    | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
    | ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂 ・ 飛|三
    | ・ ・ ・ ・ ・v桂 ・ ・ ・|四
    | ・ ・ ・ ・vと ・v香 ・ ・|五
    | ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・ ・ ・|六
    | ・ ・ 龍 馬 ・ ・ ・v玉 ・|七
    | ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩v歩 桂|八
    | ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・ ・|九
    +---------------------------+
    持駒:角

    90年のパラは持っていないので見つからなかったわけです。ではどうしてこの作品を知っていたのか?それはコンピュータ将棋の進歩に載っていたからです。このことは昨日のエントリーを書き終わった後に思い出しました。

    小林さんの作品は第1回でも紹介しましたが、これも素晴らしい作品なので次回はこれにしようと思います
    東風荘のRがようやく1800を越えました。

    桂3段跳ね

    短編詳解で、玉方桂の2段跳ね(うち1回は移動不成合)が狙いの7手詰を紹介しようと思ったのですが、確か7手で3回跳ねる作品がありましたよね。打合防止に桂馬が4枚配置されていて、作意は「▲45角△同桂▲49馬△57桂生▲37歩△49桂成▲36歩」というところまで憶えているのですが…。

    発表年・作者・発表コーナーをご存知の方は教えてください

    「華麗なる一族」読了

    鉄平が自殺してからわかった真相と意外な結末とで2度びっくりしました。手練手管を弄して合併を成功させたにも関わらず、現実はどうやら大介の想像以上に過酷だったようです。善は滅び悪が栄えるこの世の中は、下へ下へと暗闇の中へ拡がっているんですね。

    この本は、「白い巨塔」で山崎豊子に興味を持ったけれど何から読もう?という人におすすめします。医学界も銀行界も閉鎖社会という点では共通しているようですし。

    華麗なる一族〈下〉
    山崎 豊子
    410110414X
    懸念していた数学が返ってきました。相対的にはびみょーな点数でしたが「思ったよりは」良い点数でしたなので、来年2月の漢検準1級を受けることに決定。三度目の正直目指して頑張ります

    アクセスが増えてきた

    短編詳解2にコメントを戴いていました。1ヶ月近く気づかなくてすいません
    「管理者だけが見れるコメント」ってサイドバーの「最近のコメント」には反映されないんですかね。それとも見落としたかな…。
    ということで、1ヶ所誤字があったので訂正しました。

    視力が0.05しかなかった

    and world(初回生産限定盤)
    ACIDMAN
    and world

    ACIDMANの新アルバムが出ました。ACIDMANは初期の「赤橙」や「飛行」が好きで、いまでも個人的注目度NO.1のバンド。音楽ギフト券があと4000円分あるから買おうかなあでも「world symphony」と「ある証明」しか知ってる曲がなかったりして…。他にシングルは入ってるんですかね?

    テストが次々に返却されてきています。全ての教科において期末を40点台でも乗り切れるくらいの余裕ができたら2月の漢検を受けようと前前から決めているのですが、7教科のうち4つまではどうにか大丈夫でした。

    残り3教科のうち、1つの点数は良いはずなので、問題は2つの数学。まあ片方の数学は、全体評価に対する中間試験の占める割合が3割と低いので悪くても挽回が可能ですが、もう一つの数学が悪いと…

    上巻読了

    千里眼とニュアージュ〔文庫〕上
    松岡 圭祐
    千里眼とニュアージュ(上)

    上巻読了。今回のテーマは「ニートが住む47番目の県(萩原県)」。利益は皆無に等しいのにもかかわらず、あるIT企業によって治められている萩原県。この企業が"萩原県"を作った目的は?

    そういえば、岬美由紀はC言語とアセンブラを「難なく読める」んだそうです。まあもはやどんな能力を持っていても驚きませんけど。下巻が楽しみです。
    話はかわりますが、おもちゃ箱の「記録に挑戦!」に自作が登録されました(全手順合駒)。5手は私見では不可能だと思いますが…。思わぬ手法があったりして。

    短編詳解のネタもぼちぼち探してます。

    移動合モノ

    上田吉一氏作([極光21]46番)

    冬眠蛙さんの記事を見て思い出したのが上図。移動合の意味付けは違う(若島氏作は取れないのを見越して利きの強い駒を移動合いするのに対して、こちらは退路開放が目的)のですが、収束の仕方などに似た雰囲気があります。

    この作品の優れているところは紛れ。初手▲43銀生と入れば、作意手順で詰まなかった△55馬に対しては▲同香以下簡単に詰むのですが、今度は△53桂跳!とこちらの移動合で不詰になるのです。

    上田・若島両氏の作品にはときどき似たものがあって興味深いです。

    読書再開

    テストも終わったことだし華麗なる一族(下)(山崎豊子、新潮文庫)でも読むかと思ってふと裏表紙を見ると登場人物の一人が自殺するという大きなネタバレが。読む気が失せてしまったので、予定を変更して千里眼とニュアージュ(上)(松岡圭祐、小学館)を読み始めました。

    松岡圭祐の千里眼シリーズは好きで、これまでの作品は殆ど読んでいるのですが、前作からわりと間が空いたので、登場人物のこれまでの役割だとか性格だとかがなかなか思い出せません。

    本作に限らず、いつも前作の登場人物が思い出せずに悶々としているので、登場人物や出来事を網羅した関係図のようなものが欲しいですね…。(公式サイトにそのような情報があれば…。というよりその前にもっと見やすければ…

    まだ前半しか読んでませんが、ストーリーは今回も面白いですよ。

    創作ノートのすみっこ

    「短コンはテストが終わってから解こう」と思っていたのですが、昨日勉強の合間に考えていたら特に詰まることもなく全部解けてしまいました。珍しいこともあるものです。華麗な手順の38と、構想で勝負の27が優勝争いをすると予想しておきます。

    ところで、短コンのある作品から閃いたことがあって、それは下図みたいな局面に▲13飛△同馬という2手を入れられないかということ。

    5手詰

    馬のもとの位置は35でしょうね。▲13飛△同馬▲45香△53玉▲31馬△同馬▲23飛というのが予定作意。この構図だと▲13飛の意味付けは34に逃げられた時の▲12馬の成否ということになるのですが、変化処理も余詰防ぎも大変そうですね…。(そもそも▲13飛限定の意味付けとこの収束の相性が悪いかも)

    まあ、試験も終わったことですしゆっくりと考えてみます

    パラ12月号届く

    入選作023

    上図は今月のパラに掲載された作品(7手詰)。短編コンクールに作品が載るのは4年ぶりです。入選作002と見比べてみると作風の変化が…って、あんまり変化してないですかね。

    あと、7色7手詰が解答付きコーナーに載りました。本家に掲載されなかったのは残念ですが、"18と"が痛いので仕方がありません。
    7色7手詰

    この作品は検討用紛れがかなりあって、例えば初手▲35桂と跳ねれば△15玉▲16馬△14玉▲25金△13玉▲23桂成△同玉▲34金△12玉▲14香△21玉▲26竜…といくらでも追えますが、△25桂合以下不詰。なにやらネタになりそうな紛れ順ですね。

    明日で試験が終わるのでそのうち短コンを解いた感想でも書こうと思います。でも免許も取りに行かないとなあ。
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