近将立ち読み
添川さんの「バッカス」の正解手順が発表されています。斜め方向の趣向を含む煙詰ということで、「ステージ2」と似ているということもできそうですが、「バッカス」のほうが玉の移動範囲が小さいので(創作)難易度は上なのかもしれません。
24のRは2150点まで回復。最近の定跡は全く知らないのですが、47銀48玉38金っていう右玉が流行しているんでしょうか?金が8筋にニョキニョキ出てきて対応に困ります。対策がわからないので、逆にこの戦法を採用して対応を探ってみよう。
読んだ本や指将棋・詰将棋について書いてます。倶楽部24は最高2700点くらい。平成20年度看寿賞(長編賞)を受賞。詰パラ大学院の担当やってました。
添川さんの「バッカス」の正解手順が発表されています。斜め方向の趣向を含む煙詰ということで、「ステージ2」と似ているということもできそうですが、「バッカス」のほうが玉の移動範囲が小さいので(創作)難易度は上なのかもしれません。
24のRは2150点まで回復。最近の定跡は全く知らないのですが、47銀48玉38金っていう右玉が流行しているんでしょうか?金が8筋にニョキニョキ出てきて対応に困ります。対策がわからないので、逆にこの戦法を採用して対応を探ってみよう。
レポートを書いていたら、気づけばこんな時間に。
今日は90分授業を5コマ受けたのち部活へ。今日は後輩と4枚落ちを指したのですが、こちらが支離滅裂な指し手を連発したために見事に粉砕されてしまいました。疲れてるからなのか、最近駒に触ってないからなのか…。
将棋の出来はさておき、だいぶ実力がついてきたようなので次回から手合いを2枚落ちにすることに決めました。2枚落ちは鹿児島時代に下手をもって随分教えてもらったので、上手をもってもある程度させるはず。
実験やら勉強やらしんどい日々が続いてますが、煙詰の結果稿が載るパラ来月号を楽しみにして乗り切りたいと思います。九Gも来月号でしたっけ?
花のれん
山崎 豊子
花のれん(山崎豊子、新潮文庫)を読み終えました。道楽好きの夫の衝撃の死からうまれた負の力。それに突き動かされるように、主人公多加がなりふり構わぬ金儲けをはじめます。
「負の力」には、他を圧倒するような気迫がありますが、一方でふとした出来事によってポッキリと気力が萎えてしまうという脆さもあります。本作も最後にちょっとした事件があって、多加の心はポッキリ折れてしまうのかと思いましたが、ギリギリのところで踏みとどまった感があり、山崎豊子氏の作品としては珍しく、わりと幸せな結末に終わっています。
短編コンクールの締め切りが近づいてきました。いちおう予備作はあるのですが、手順が単純なのと自陣に「と金」2枚を配置しているのが不満です。明日もうちょっと考えてみますが、図書館の返却期限の関係で読んでしまいたい本(議論のウソ)やボチボチ書かなきゃならないレポートなどがあるので、今回は出さない可能性大です。
大学編入試験問題 数学/徹底演習
林 義実 山田 敏清
総合英語Forest
墺 タカユキ
↑もし買うならここから買ってくれると嬉しい(笑)
何故かランキングで1位に返り咲いていますがご覧のように編入にむけてボチボチ準備をはじめた影響もあって、最近はまったく駒を触っていません。短編コンクールにも結局旧作を投稿しそうな予感です。
それでも本だけはできるだけ読むようにしています。いまは花のれん(山崎豊子、新潮文庫)を読んでいるところ。
冬眠蛙さんのブログで開催されたプレ短コンの結果が発表されました。
結果は16作中同率2位!評点は5点満点中3.81でした。1位はけんちゃんさんの手筋モノ。収束は見えているのですが、32銀と51角の組み合わせが絶妙で痺れました。ちなみにトップ作の評点は3.94。パラの感覚でいうと評価がやや厳しかったといえるかもしれません。
今回は優勝したけんちゃんさんに「けむり大全2005」が賞品として贈られるそうです。うーん、これは是非とも入手しておきたいところでしたが…。まあ、旧作でトップ取っては悪いので次回頑張ろうと思います
たまには易しいものを作ろうと思って作った作品。3手目の紛れに限定中合が登場しますが、作意が簡単すぎるかも。そろそろパラの表紙に登場しようと目論んでいます。
高専という組織が有名じゃないので、多分「?」と思う方が殆どだと思いますが、いま進学先で悩んでます。電気が嫌い&苦手なので、情報工学系統の学科を持つところを探しているんですけど、これがあまりないんですよね。「電気情報工学科」みたいなのは結構あるんですが…。
あと、せっかく大学に行くなら大学将棋(特に団体戦)を経験してみたいので、将棋部のレベルも重要かなと思ってます。まあ、レベルの高い大学は将棋部も強いので、この点については勉強の頑張り次第といえるかも。あ、コンピュータ将棋関係の研究が行われてる大学があったらそれも面白そうですね。でも別に絶対条件ってわけじゃないです。
来夏の試験に向けてボチボチ勉強を始めないといけないんですが、目標が決まらないとエンジンが掛からない性質なので、しばらくは目標決めに専念します。
昨日紹介した本の影響などもあって、今後は「思ったことは―まとまってなくても―とりあえず発信」というスタイルを貫きます。だからといって、毎日更新できるかどうかはわかりませんけど。
さて、今日は添川さんの煙詰を見て感じたことについて書きます。どうも、煙詰の逆算では、大駒は遠くから持ってきたほうが逆算が進めやすいようです。大駒の勢力圏をたくさん確保する、とでもいうのでしょうか。
逆算に行き詰まるパターンのひとつに、「駒を入れるスペースがないが、主軸の大駒を移動させることもできない」という場合があります。主軸の大駒を移動させたいなら、移動させたい地点の下に歩を…というのは、「普通の詰将棋」の感覚。煙詰では、配置した駒を全て消さなければならないので、これが使えないのです。
煙詰は、全ての駒を消すために、舞台を次々に変化させる(駒を全て消しながら玉を移動させてゆく)必要があり、そのために拠点の存在というのが重要になります。その際、拠点として重要なのは、当然あとに残ることのない大駒です。
話を元に戻して、大駒を遠くから持ってくることの利点は、この「拠点」を多く確保できることです。拠点を生かして駒を消してゆき、拠点がなくなったところで、じゃあ次の拠点を築こうということで大駒が移動する。このような流れが自然とうまれるのです。
言葉だけでは説明が難しいのですが、例えば、47馬35玉の形から、小駒の力で玉を32まで追って、その後14馬と移動する様子を想像してみてください。25・14という拠点がなくなったら、次の場所に移動するわけです。
理解できる人を著しく限定する話題で申し訳ないですが、とりあえず、思ったことをそのまま書いてみました。感想などいただけたら嬉しいです。
インターネット的
糸井 重里
著者曰く、インターネットとインターネット「的」の違いは、自動車とモータリゼーションの違いのようなものだそうです。インターネットの技術的な話ではなくて、インターネットを使って何ができるか。生活がどのように変化するか、ということに重点が置かれています。
情報を伝達するためのコストがかからないインターネットでは、思ったことはとりあえず発信してみようという考えが重要。そこから何か創造的なモノがうまれるかもしれません。この考え方は、ウェブ進化論でいうところのゼロ×無限大=something(個々の小さな力が集積されるとなにかがうまれる)というという考え方や、「へんな会社」のつくり方でいうところのサービスを50%の完成度でリリースという考えに通じるものがあります。
朝の電車の中で読んだからか、内容がイマイチ頭に残っていません。簡単ですが、紹介はこれだけ。ところで、なぜ高専の就職率は「100%」なのか?という本を見つけました。おもしろそうなので、とりあえずメモ。
久しぶりに日記を書きます。実は読んだ本のリストだけはこまめに更新していたのですが、見てる人なんか居ないでしょうね(笑)
昨日九大将棋部の方に「11月に秋季九州学生将棋大会があります」とmixiで教えていただきました。大学将棋のことは全くわからないのですが、優勝すると学生十傑戦へ参加できるという、重要な大会みたいです。
是非とも参加したいと思い、日程を見てみたのですが、なんとその日は高専の体育祭。少しくらいの用事なら大会を優先させようと思ったのですが、こればかりは回避しようがありません。12月にも大会があるそうなのでこちらに向けて調整をしておきます。
「調整をしておきます」と書きましたが、別にいま将棋から離れているというわけではなくて、最近も24ではよく指しています。点数は2140±30くらい。対三間飛車と対ゴキゲン中飛車が課題です。
次は詰将棋のはなし。先日変同が発覚した煙詰ですが、収束手順を部分的に変えて再び逆算を始めました。あと半分くらい駒を入れなければいけないのですが、スペースが足りるか不安です。
学歴無用論(盛田昭夫、朝日新聞社)を読んでます。アメリカでは人材確保のシステムが発達していて、企業の求める「仕様」にあった人材が、他企業―ときにはライバル企業―から度々引き抜かれてくるそうです。企業側の求める仕様が明確なぶん、その仕様を満たす場合には賃金UPを要求できますが、逆の場合はすぐにでも解雇されてしまいます。
昔読んだ潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影に、「ニューエコノミーは代替可能な従業員が大部分を占めることが特徴である」というようなことが書いてあった記憶があります。
「関係の空気」 「場の空気」
冷泉 彰彦
ひとことで言うと、一対一の「関係」において言葉を短縮・省略したり、指示語を多用することは、話を円滑に進めるとともに互いの「共有感」を確認するためにも重要だが、3人以上の「場」でこれを行うと、逆効果になることがあるよ、という話です。
『「空気」という概念を用いれば世の中のありとあらゆる現象を"説明"できる』と云わんばかりの理論展開が不満といえば不満ですが、「共有感を大切にするのは日本人の特性」という洞察は参考になりました。
記憶の共有が付き合いにおいて重要だなと感じるのは例えば転校したとき。前提条件を必要とする話が頻繁に出てきて、疎外された感じを度々受けたものです。「共有感」が存在しないがために、その地域の持っている特色・方言などの「蓄積された文化」でさえも、自分を拒んでいるように感じられたことがかつてありました。
1対1もしくは仲間内といった「私」の場では、共有知識を有効利用した円滑な話法を。それ以外の「公」の場では、前提知識がなくとも理解できるような丁寧な話法を心掛けたいものです。
3泊4日の旅行から帰ってきました。報告はmixiのほうを見てください。でも本名だと書けないことが出てくるし、偽名だと内輪話が敬遠されるし、こういうのはどこにどういう風に書けばいいか難しいところ(σ -"-)
さて、Amazonアソシエイトの話。今期も四半期の売上が1300円をこえました。ありがとうございます。紹介料が変わらずに商品数が大幅に伸びたということは、単価が低くなったということですが、商品数が多いほうが安定が見込めるのでうれしいです。(参考:2006年第2四半期の売上)
そろそろ読書ペースを元に戻してゆくつもりなので、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m。ちなみに今「関係の空気」「場の空気」(冷泉彰彦、講談社現代新書)を読んでいます。