王座戦総括
詳細を書くと個人を特定されるので書きませんが(もう遅い?)、初めて参加した王座戦はひどい結果でした。
どうしようもない将棋を大逆転するが、いい内容の接戦は一歩届かない。
チームが大差勝ちのときに勝つが、3-4負けのときに負ける。
24では攻めきれる筋が、持ち時間が長く相手も格上の王座戦では全く通用しない。
まぁ、最後のは冗談含みですが(笑)
以下幾つかの将棋を振り返ってみます。
東大戦。作戦勝ちから果敢に仕掛けるも、意外と微妙。しかし待つ手も難しかったんですよね…。

しばらく進んで図。「▲43馬でマズマズか」とか甘いことを考えていたら△14角を食らって飛び上がりました。銀取りを受けると(この銀取り自体やや受けづらいですが)△42歩で馬が死ぬ!。1筋を受けなかったのがこんな形で響いてくるとは・・・。実戦は仕方なく▲22歩と切り返して以下激しい戦いになりました。

終盤。77にいた桂馬を65に跳ねるのが苦し紛れながら妙手で、ひょっとして勝ちもあるのでは?と思いましたが、冷静に△75桂と詰めろを掛けられて万事休す。以下負けとなりました。
ところが局後の検討で、ここで▲86銀という妙手が見つかりました。(下図)

金が渡せない後手は先手玉に迫りづらく(△77金は▲89玉)意外と難しい局面となっています。
しかし、結論としては図で△34角と出れば、これが再び詰めろとなっており、先手としてはこの角筋を遮断する術がないので、やはり先手負けが結論のようです。
残念ですが、強豪相手にすこしは面白い将棋が指せて良かったです。
岡大戦。矢倉で互いに激しく攻め合って図に。この局面で既に130手を越えています。双方秒読み。

ここで▲43馬と決めに行こうとしたのですが、△同飛▲23金△同飛▲同歩成△同玉▲24香△13玉の展開が詰まないような気がして愕然としました。局後▲25香とひとつ離して打てることに気づいたのですが、それでも簡単には詰まないようですし…。
ここで▲25桂(詰めろ)△32銀の展開なら悪いなりにまだ難しかったのかもしれないですが、実戦は▲23銀と打ってしまったために、△33玉と逃げられて以下負けてしまいました。
東北大戦。

先後逆。特に深い意味はなく、反転させるのを忘れただけです(笑)▲47金上がってる形では成立しない仕掛けを敢行してしまって苦しい局面。『苦しいときには戦線拡大』ってことで△45歩と突いてみたところ、次の一手は▲48金打!。これは今の自分の感覚にはない手です。手の善悪はさておき(悪い手ではなさそうですが)、勝利への執念を感じる一手でした。以下、▲53桂成のタイミングで△16桂以下怪しく攻め続けるも、正確に受けられて負け。居飛車穴熊対▲66銀型四間飛車はもっと勉強しなきゃ駄目ですね。
思い出したくない将棋が多いので、今日はこれにて終了。王座戦についてはまた書くかもしれません。もっと強くなりたいです。
投票お願いします♪
どうしようもない将棋を大逆転するが、いい内容の接戦は一歩届かない。
チームが大差勝ちのときに勝つが、3-4負けのときに負ける。
24では攻めきれる筋が、持ち時間が長く相手も格上の王座戦では全く通用しない。
まぁ、最後のは冗談含みですが(笑)
以下幾つかの将棋を振り返ってみます。
東大戦。作戦勝ちから果敢に仕掛けるも、意外と微妙。しかし待つ手も難しかったんですよね…。

しばらく進んで図。「▲43馬でマズマズか」とか甘いことを考えていたら△14角を食らって飛び上がりました。銀取りを受けると(この銀取り自体やや受けづらいですが)△42歩で馬が死ぬ!。1筋を受けなかったのがこんな形で響いてくるとは・・・。実戦は仕方なく▲22歩と切り返して以下激しい戦いになりました。

終盤。77にいた桂馬を65に跳ねるのが苦し紛れながら妙手で、ひょっとして勝ちもあるのでは?と思いましたが、冷静に△75桂と詰めろを掛けられて万事休す。以下負けとなりました。
ところが局後の検討で、ここで▲86銀という妙手が見つかりました。(下図)

金が渡せない後手は先手玉に迫りづらく(△77金は▲89玉)意外と難しい局面となっています。
しかし、結論としては図で△34角と出れば、これが再び詰めろとなっており、先手としてはこの角筋を遮断する術がないので、やはり先手負けが結論のようです。
残念ですが、強豪相手にすこしは面白い将棋が指せて良かったです。
岡大戦。矢倉で互いに激しく攻め合って図に。この局面で既に130手を越えています。双方秒読み。

ここで▲43馬と決めに行こうとしたのですが、△同飛▲23金△同飛▲同歩成△同玉▲24香△13玉の展開が詰まないような気がして愕然としました。局後▲25香とひとつ離して打てることに気づいたのですが、それでも簡単には詰まないようですし…。
ここで▲25桂(詰めろ)△32銀の展開なら悪いなりにまだ難しかったのかもしれないですが、実戦は▲23銀と打ってしまったために、△33玉と逃げられて以下負けてしまいました。
東北大戦。

先後逆。特に深い意味はなく、反転させるのを忘れただけです(笑)▲47金上がってる形では成立しない仕掛けを敢行してしまって苦しい局面。『苦しいときには戦線拡大』ってことで△45歩と突いてみたところ、次の一手は▲48金打!。これは今の自分の感覚にはない手です。手の善悪はさておき(悪い手ではなさそうですが)、勝利への執念を感じる一手でした。以下、▲53桂成のタイミングで△16桂以下怪しく攻め続けるも、正確に受けられて負け。居飛車穴熊対▲66銀型四間飛車はもっと勉強しなきゃ駄目ですね。
思い出したくない将棋が多いので、今日はこれにて終了。王座戦についてはまた書くかもしれません。もっと強くなりたいです。
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