COMMITTAL MOVE
ビショップを間違った枡に置いたとしたら、あとで考え直して後ろに動かすことができるし、ほかのピースについても同じことがいえる。だがポーンが動けるのはひとつの方向、前方だけだ。われわれはよく"形を決める手 "という言い方をする。これは相手の駒を取るなど、取り消し不可能なかたちで局面を変える手のことである。ポーンの動きはどれもその範疇にあるので、ふだんより慎重に検討しなければならない。(P239)
「一手でもとの位置に戻れない」ことを広義のコミッタル・ムーブと定義して差し支えなければ、銀を立つ手とか金が斜めに上がる手っていうのもコミッタル・ムーブですね。銀の頭に歩を打つとか金を斜めに誘う手筋というのは実戦で頻出しますが、元に戻れないところに誘うというのは、移動元の地点に弱点を作るということなので、非常に理にかなっているといえそうです。
4月になって研究室に配属されたのですが、どうやら将棋ソフトに関する研究をやることになりそうです。理論的な知識は全くありませんが、プレイヤーとしての知識はそれなりにあるはず(たぶん^^;)なので、いろいろ面白いアプローチを考えてみたいと思っています。とりあえずボナンザのプログラムでも読んでみようかなあ。
コンピュータ将棋の話題はTETSUさんが詰将棋メモで頻繁に取り上げて下さるので、今後はそれをチェックしてゆこうと思います。
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