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2013年11月号大学院解説補足

院9 高木氏作

短評で言及のあった無双は下図。後の馬鋸を可能にする23金25玉24金同玉という伏線から入る素晴らしい作品です。
将棋無双30番
将棋無双第30番 伊藤宗看

馬鋸のはじまり。馬鋸部分を比較すると(竜の間に挟まる駒が角か銀かの違いはありますが)配置がほぼ同じであることがわかります。
将棋無双30番(25手目▲66馬まで)

院10 添川氏作
行数の関係で結果稿には掲載できなかったのですが、飛打飛合の最高回数について質問がありました。調べてみたところ、同じく添川氏「旋回飛行」の51回が現時点では最多です。もしかすると更に回数の多い作品があるかもしれません。

将棋無双30番
添川公司氏作「旋回飛行」 詰将棋パラダイス 2012年5月号

手順の詳細は下記で見ることができます。
超長編全作品詰将棋一番星で公開されているリストです。「旋回飛行」は215番です。)

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入選作48ができるまで

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

長年使っていたA6サイズの創作ノートを使い終えました。わずか48枚のノートですが10年ほど使っていたようです。自分の場合、素材レベルのものでも忘れないようまずは書き留めるようにしています。そして、改良を加えた場合には何番の作品を改良したのか記録するようにしています。こうしておくと、後になって見直した時に作品が良くなっていく過程がよくわかります。例えば次の作品(入選作048)


69角 58香合 同角 46玉 64角 55桂合 56金 同玉
47金 同桂生 76角 59桂成 58香 同成桂 67金 47玉
65角 同竜 37金まで19手詰

おととし詰将棋パラダイスの短期大学に入選した作品。「名無し名人の題名のないブログ」の(超個人的)平成24年度ベスト中編10局でも取り上げて頂いています。ありがとうございます。
この作品、創作ノートを見ると「→129」(創作ノート内の通し番号)と書かれています。それが次図。



17金 同桂生 46角 29桂成 28香 同成桂 37金 17玉 35角まで9手詰

創作日時を見ると05年と書かれているので8年ほど前のものです。余詰防止の55歩やぼんやりした収束は何とかしたいところですし、25の桂は合駒で出したいところですし、28の角は打ちたいところです。
…などという贅沢なことを考え改作を試みたところ「あれ?出来ちゃった」というのが冒頭の図。56金の駒取りは強引で好みでないのですが、桂合を出すためにはやむなしと判断し作意手順としました。

お正月休みも残すところあと2日。昔の素材をいじって1作捻り出せないかなと思っていますがどうなりますやら。
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駒場和男さんの作品集です。
短評を書かせていただきました。

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