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短編詳解第4回

関口格氏作(詰パラ1988-01 小学校)短編詳解第4回は関口格氏作の7手詰です。初手はとりあえず銀を動かすしかなさそうですが、どこに動かしましょうか?

しかし、少し考えてみると、銀の移動場所は64以外ありえないことがわかります。何故なら64以外の移動場所―すなわち開き王手だと64歩合くらいで後続がないからです。対する応手は1通りしかないので必然的に46玉と決まります。

図は△46玉までさて、図では47と57への逃走が見えています。57玉には58竜があるのでこちらはあまり警戒する必要がないのですが、問題は47玉。この場合にも58竜という手段はありますが、しかしながらこちらは91の角道が通っていないと詰みません。これらを考えると、次の手は銀を63・53・75のどこかに動かすことになりそうです。

図は△55歩合まで試しに63銀成と指してみました。しかし、△55歩合と受けられると以下▲同角成△同玉に▲82角成と迫っても△44玉と脱出されてしまいます。これは▲75銀でも同様です。

図は△55歩合まで先程の失敗の原因は、71角が動いた時に44に逃げ道が出来たことにあります。そこで、工夫して53銀不成(図)としてみましょう。これならば、先述の△55歩合の変化は▲同角成△同玉に▲82角成()で詰むようになります。よって、後手は合駒を諦め、角道を塞いだことによって新たに生じた35の地点に逃げることになります。

図は△35玉までさて、初形より▲64銀生△46玉▲53銀生△35玉と進んだ図を再掲しています。ここまで来たら後は一遍に詰ませてしまいましょう。さらに銀を動かします。


図は▲43銀生まで【正解手順】▲64銀生△46玉▲53銀生△35玉▲44銀生△34玉▲43銀生まで7手詰(詰めあがり図)

銀をナラズで4回動かすという奇跡のような作品でした。短評にもあるように、3手目に53銀生とソッポに移動するのが作品の価値を高めています。

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