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煙詰創作メモ4

こんにちは。詰パラ10月号大学院に煙詰らしき作品が載っていますね。ちなみにこの作品で3誌(詰将棋パラダイス、近代将棋、将棋世界)における入選回数の合計が40回となりました。今後もいい作品が創れるよう努力していきたいですね。

さて、煙詰創作メモ4を更新します。今回からは徐々に細かい話になっていきます。

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邪魔駒を置いて枚数を稼ぐ


今回からは、具体的かつマニアックなテーマを扱っていこうと思います。
煙詰の本質は基本的に捌きにあります。よって、攻めの効率を損なうような駒を配置することによって、邪魔駒消去の手順を挿入できることがよくあります。
邪魔駒消去には、邪魔駒自身が自らを捨て駒として受方に差し出す「自力型邪魔駒消去」と、他の駒を用いて邪魔駒を消去する「他力型邪魔駒消去」ががあります。(この名前もいま適当に付けました。一般的な用語があれば教えて頂ければ幸いです。)特に他力型邪魔駒消去では、この手順を挿入することにより2枚の駒を消費することができるため、非常に効率がよく、また作品の価値も高まることが期待されます。まさに一石二鳥といえるでしょう。
他力型邪魔駒消去の例としては、駒場氏の名作「父帰る」の序があまりにも有名です。(※作品集「ゆめまぼろし百番」の詳細をサイドバーのリンクより見ることができます)

駒場和男氏作「父帰る」、詰将棋パラダイス1970年5月号、103手詰
駒場和男氏作「父帰る」、詰将棋パラダイス1970年5月号、103手詰

この作品ではいきなり邪魔駒消去が行われます。すなわち、作意手順は、左図(初形)より▲45と寄△65玉▲55と△同玉(右図)▲66角・・・と進みます。左図からいきなり▲66角と指すと詰まないというのがポイントですね。詳細は省略しますが、ここでは後に▲6五角が打てるようにするために6五の桂馬を消去しています。

図は初形図は4手目△55同玉まで

次に自力型駒消去の例です。

添川公司氏作「早春譜」、近代将棋2003年10月号、139手詰
添川公司氏作「早春譜」、近代将棋2003年10月号、139手詰

では次のふたつの図を見較べてみましょう。
図は100手目△53同玉まで図は104手目△53同玉まで
左図より、作意は▲54歩△52玉▲53歩成△同玉(右図)▲54と・・・続きます。左図でいきなり▲54とと指すと詰まないというわけです。その意味づけですが、ここでは後の変化手順で▲55馬と活用するためにあらかじめ歩を消去しています。
当然のことながら、変化手順を正確に把握していないとこのような逆算はできません。あなたが作者だったとして、右図から左図の逆算が見えるでしょうか?自分にはおそらく見えません・・・。
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comment

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楽しませてもらってます

見えるわけないです。
難しすぎてなかなかコメントできなくて申し訳ありません。

コメントありがとうございます。
一般的に説明しようとするあまり、特に用語を定義して説明しているあたりはわかりづらい部分があるかもしれません・・・
今後もできるだけわかりやすく書けるよう努力していきますので宜しくお願い致しますm(_ _)m

用語

「自力型邪魔駒消去」と「他力型邪魔駒消去」の用語ですが、村山隆治「詰将棋をたのしむ本」(1967年)に間接的消去法という言葉が出ています。一般に直接消去・間接消去で通じると思います。これも古いですが、詰パラ250号93ページとか、271号71ページに用例があります。

siriusさんこんにちは。
詳細な情報をありがとうございます。
なるほど「直接消去」と「間接消去」ですか。

最後に文章を統合するときには、前例に倣った用語に統一しようと思いますm(_ _)m
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