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女系家族読了

莫大な遺産をめぐって、家族という名の"閉鎖的"組織社会で繰り広げられる丁丁発止の議論、裏での虚虚実実の駆け引き。最後に笑ったのは…?

この作品は山崎豊子氏が、あの"財前教授"が登場する「白い巨塔」を手掛ける前の作品で、大阪船場生まれの作者が地元をテーマに手掛けた作品です。以降の作品に見られるようなスケールの大きさはありませんが、作品を書くにあたっての徹底した調査・人物の描写・展開の妙などどれをとっても素晴らしいもので、一気に読んでしまうあたりやはり山崎作品だなとつくづく思います。

前回「華麗なる一族」を読んだときにうっかり背表紙を見てストーリーがわかってしまったので今回は用心していたのですが、読了後見てみるとやはり大きなネタバレが。背表紙に梗概を書いてあること自体はありがたいのですが、誰が死ぬだの、胎児がどうのこうのといった重要なことはばらさないで欲しいものです。

結局、3姉妹・妾・番頭らのなかで一番得をしたのは誰だったのか…?それは読んでみてのお楽しみ。
4101104328女系家族〈下〉
山崎 豊子

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ついでと言ってはなんですが、山崎作品は随分読んだので簡単な紹介と共にまとめておきます。

  • 沈まぬ太陽(全5巻)
    御巣鷹山事故を徹底的に取材し、航空会社の内実を抉るノンフィクションノベル
  • 白い巨塔(全5巻)
    医学界に渦巻く欲望を描いた大作。TVドラマでも有名ですね。
  • 華麗なる一族(全3巻)
    「大が小を食う」合併を目論む銀行頭取と一族が織り成すドラマ。
  • 不毛地帯(全4巻)
    社長直々の命で商社入りした、冷静沈着・頭脳明晰な元陸軍参謀の活躍。
  • 二つの祖国(全3巻)
    戦時下において複雑な状況に陥った在米日系人と、戦後の東京裁判をめぐって。
  • 大地の子(全4巻)
    日本人戦争孤児の、虐げられた青年期と父親との奇跡の再開、そして感動のラストシーン。
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