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「脳」整理法(1)

「脳」整理法
茂木 健一郎
4480062629


「生活知」と「世界知」

脳の中の整理と通して獲得されていく知は、最初は私たちの生にぴったりと寄り添った「生活知」として立ち現れる。しかし今日では、「知」といえばふつう、一人称の生から切り離された「世界知」の事を指す。
(たとえば、平均寿命が何歳であるというのは統計的な事実であり「世界知」であるが、自分自身が何歳まで生きられるかという問題には直結しない。)

人間は、意識の中にさまざまな質感(クオリア)を感じる存在である。現代の科学では、脳の活動からクオリアを持った意識が生み出される原理を解明できておらず、ここに「生活知」と「世界知」の違いがある。

「人間の時間(視点)」と「神の時間(視点)」

科学的世界観において時間(t)とはただのパラメータにすぎず、「今」という時点に特別な意味はない。そのため、パラメータとしての時間の原点は任意にとることができる。

ディタッチメント(detachment)
日本語に訳すと「認知的距離」。あたかも「神の視点」にたったかのように自らの立場を離れて世界を見ること。科学者に限らず、現代において自分の脳を整理・活用しようとするすべての人にとって参考になる考え方である。

「ディタッチメント」に対して「パフォーマティヴ」という考え方がある。これは例えば論壇において社会の反応を計算して言葉を選ぶような態度のことを指す。科学のように「ディタッチメント」な知もあれば、政治や思想における「パフォーマティヴ」な知もある。これらは状況に応じて比較優位が変わってくるものである。

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