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海馬

海馬―脳は疲れない
池谷 裕二 糸井 重里
脳は疲れない


脳科学者池谷氏とコピーライター糸井氏の脳をテーマとする対談をまとめたもの。

2人は対談の中で、記憶を「経験メモリー」と「暗記メモリー」の2つに分類しています。数学でいうなら、最低限の知識からいちいち公式を導出するのが前者、公式丸暗記が後者といったところでしょうか。東大に入学し今に至るまで、池谷氏は暗記メモリーを極力使わないようにいまでも九九を丸暗記せずに「10倍、2倍、1/2倍」を使って計算しているんだそうです。これなどは極端な例としても、経験メモリーを重視する姿勢には応用力があることは確かです。

脳は、本人は何もしていない(考えていない)つもりでも、無意識下でさまざまなTry and errorを繰り返しています。そのような観点からいえば、睡眠とは考えを整理(追憶=レミネセンス)する時間です。レミネセンスを生かすには、眠る前に一通り仕事をする(終わらせられなくとも、とりあえず「触れて」おく)ことが肝要です。

無刺激に限りなく近い状態に人間をおくと、2~3日で幻覚や幻聴が出てくるそうです。「脳は刺激がないと生きて?ゆけない」ということは「脳」整理法(茂木健一郎、ちくま新書)にも書かれていました。「感性遮断タンク」という無刺激状態を作り出す装置があるんだとか。

興味深かったことを箇条書き風に書いてきました。しかし、本書で一番面白かったのは脳の働きを説明するために挿入されている図かもしれません。例えば、隠れ線と実線の区別のない立方体は向きについて2通りの解釈が可能ですが、脳は1つの視点を持続することができません。ときどき勝手に解釈が入れ替わってしまいます。これをネッカーキューブといいます。

他にも「カニッツァの三角形」など面白いものがたくさんあるのですが、これは実際に本で見てみてください。まあ、インターネットで検索すればすぐ見つかりますけど。これは本当に面白い。自分の脳みそは何をやってるんだと文句を言いたくなります(笑)


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